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シャープの産業用太陽光発電!PPAサービスで導入時の負担を軽減

公開:2024.11.12 更新:2024.11.29
シャープの産業用太陽光発電!PPAサービスで導入時の負担を軽減

シャープは1959年から太陽光発電に取り組み、高い品質と耐久性を誇る製品を提供しています。PPAサービスや産業用システムを通じて、初期費用ゼロで再生可能エネルギーを利用可能にし、環境貢献や電力費削減を支援しています。

60年以上太陽光発電に取り組み続けてきたシャープ

シャープは1959年から太陽光発電に取り組み、日本を代表する企業として技術革新を続けています。同社の製品は、高い品質と耐久性を備え、日本の過酷な気候条件にも適応可能です。

◇太陽光発電に取り組み続けるシャープ 

シャープは1959年、創業者・早川徳次の熱意により太陽光発電への取り組みを開始しました。それ以来、同社は日本を代表するパイオニア企業として、太陽光発電技術の研究と開発を続けています。

住宅用システムにとどまらず、灯台、人工衛星、さらには世界中のメガソーラー発電所など、さまざまな分野での導入実績を誇ります。こうした取り組みを通じ、シャープは環境保護やエネルギーの持続可能な利用に貢献しています。

◇高い品質と耐久性 

日本には梅雨、台風、高温多湿の夏、積雪など、四季を通じて多様な気候変化があります。これにより建物や設備は、過酷な条件下での耐久性が求められます。 

シャープは、こうした環境に対応する太陽光発電システムを提供するため、独自の耐久試験や加速試験基準を導入しています。同社の製品は、IEC規格やJIS規格を上回る独自基準をクリアしており、風圧や鋼球落下などの厳しい試験も実施しています。 

さらに、高温高湿試験や結露凍結試験、潮風やサビ、腐食に対する耐久性を評価する複合サイクル腐食試験なども行い、過酷な条件下でも性能を維持する太陽電池モジュールを提供しています。

シャープが提供するPPAサービス

シャープのPPAサービスは、初期費用ゼロで太陽光発電システムを導入でき、運用やメンテナンスも同社が担当します。これにより電気代削減や環境への貢献が期待でき、電力の価格変動リスクも軽減されます。

◇PPAサービスの概要 

PPA(Power Purchase Agreement)は、太陽光発電システムを設置し、発電した電気を顧客が使用する契約です。シャープは、顧客の敷地や屋根に発電設備を設置し、運用とメンテナンスを担当します。顧客は、使用した電気分のグリーン電気料金を支払う形となり、必要な電力を従来通り電力会社から購入します。 

2021年からは新築住宅向けの定額制PPAサービス「COCORO POWER」が提供され、太陽光発電システムのみの「ソーラープラン」と、太陽光発電システムと蓄電池をセットにした「ソーラー蓄電池プラン」の2つのプランが選べます。どちらも初期費用ゼロで設置が可能で、一定期間後にシステムが無償で譲渡されます。

◇PPAを導入する利点 

PPAサービスの最大の利点は、初期導入費用がかからないことです。これにより、太陽光発電システムの導入を考えている企業や家庭にとって、初期投資の負担がありません。 

また、運用やメンテナンスのコストを抑えつつ、再生可能エネルギーを利用できるため、電気代削減が期待できます。さらに、CO2削減などの環境貢献にも繋がり、企業の環境経営にもプラスの影響を与えます。 

PPAを導入することで、電力料金の変動リスクを軽減し、安定した電力供給を受けることが可能となります。

シャープの産業用太陽光発電

シャープの産業用太陽光発電関連機器には、高効率の太陽電池モジュールやパワーコンディショナ、蓄電池、EV用コンバータなどが揃い、環境に優しいエネルギー活用をサポートします。各機器は高性能で、多様なニーズに対応します。

◇太陽電池モジュール 

シャープの産業用太陽電池モジュールには、「地上・屋上・屋根設置用」と「積雪地域用」の2種類があります。地上や屋上への設置に最適な「NU-440KN」は、モジュール変換効率22.6%、最大出力440Wを誇り、環境貢献をサポートします。積雪地域向けの「NU-440SN」も、同じ効率と出力を持ち、耐雪性に優れた性能を発揮します。これにより、全国のさまざまな環境で活用可能です。

◇パワーコンディショナ 

シャープの産業用パワーコンディショナは、「JH-55SP4」など4タイプが揃い、いずれも定格出力5.5kWで小規模な太陽光発電に最適です。オプションで「まるごと15年保証」を付けることができ、修理や交換費用もカバーされるため、安心して長期間使用できます。これにより、メンテナンスの心配も軽減されます。

◇クラウド蓄電池 

シャープの産業用クラウド蓄電池は、容量4.2kWhのコンパクトタイプ「JH-WB1621」から、大容量9.5kWhの「JH-WB2021」まで、多様なラインナップがあります。さらに、「JH-WB2521」を2台設置することで、大容量の蓄電池を実現でき、ニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。

◇EV用コンバータ(V2Hシステム) 

シャープのV2Hシステム「JH-WE2301」は、太陽光発電、EV、蓄電池の3つを連携して制御できるコンパクトなモデルです。後付けも可能で、HEMSサービス「COCORO ENERGY」と連携し、EV接続の忘れ通知や停電時の自動充電機能も備えています。これにより、エネルギーの効率的な管理が実現します。

◇表示装置 

「マルチエネルギーモニタJH-RWL8」は、7インチのタッチパネルを使用した高精細ディスプレイで、発電状況を即時に確認できます。グラフや数値で発電量、売電・買電の状況を表示し、便利なホームボタンで直感的に操作できます。これにより、ユーザーはリアルタイムでエネルギー状況を把握できます。

◇その他の機器 

シャープは、電力検出ユニット、電力センサー、一括制御リモコン、カラー電子モニタなども提供しており、これらの機器を組み合わせることで、より効率的で統合的なエネルギー管理が可能となります。

シャープの産業用太陽光発電を導入した事例を紹介

シャープの太陽光発電と蓄電池システムは、停電時にも重要な機能を維持でき、様々な施設や街の省エネ・防災対策に貢献しています。学校や企業での活用事例を通じて、持続可能なエネルギー管理が実現されています。

◇太陽光発電と蓄電池の活用により停電時も安心 

オーディエー株式会社(大阪府/大東市)では、太陽光発電と蓄電池を導入することにより、停電時でも冷凍庫の運転が可能になりました。このシステムにより、給食を提供する小中学校や病院、老健施設において、停電の影響を受けず、安定した食品提供を継続することができています。これにより、災害時でも食品供給が途切れることなく、安心が提供されています。

◇安心安全でエコな校舎を実現できた 

学校法人大阪貿易学院開明中学校・高等学校(大阪府/大阪市)では、新校舎の建設にあたり、生徒の安全と安心を最優先に考慮し、自然エネルギーを活用するためにシャープの太陽光発電システムを導入しました。

この取り組みにより、地球環境への配慮も実現し、さらに停電時には自立運転に切り替わり、非常用電力として機能します。また、このシステムは地域の防災拠点としての役割も果たし、災害時における地域の支援体制強化にも貢献しています。

◇太陽光発電導入で街全体の省エネ行動を推進 

三井不動産株式会社(東京都/中央区)では、柏の葉スマートシティにおいて街全体のエネルギー管理システム(AEMS)を導入し、商業施設の屋上や壁面などに太陽光発電システムを設置しました。この取り組みにより、街区間での電力融通を通じてピークカットが実現され、また防災力の向上にも貢献しています。さらに、街全体での省エネ行動を推進し、持続可能なエネルギーの利用を促進しています。


シャープは1959年に太陽光発電に取り組み始めて以来、日本のリーディングカンパニーとして技術革新を続けています。多くの分野での導入実績があり、品質と耐久性の高い製品を提供しています。日本の厳しい気候条件に対応するため、シャープは耐久試験を重ね、風圧や高温多湿、積雪などの過酷な条件でも安定した性能を発揮する太陽電池モジュールを開発しています。

シャープの提供するPPA(Power Purchase Agreement)サービスは、初期費用ゼロで太陽光発電システムを導入できるサービスです。顧客は設置された発電設備で生成された電力を使用し、電力代を支払う形式で、運用とメンテナンスもシャープが担当します。このサービスにより、企業や家庭は初期投資なしで再生可能エネルギーを利用し、電気代を削減できます。

また、CO2削減や電力料金の価格変動リスク軽減にも貢献しています。2021年には新築住宅向けの定額制PPAサービス「COCORO POWER」も登場し、初期費用ゼロで太陽光発電と蓄電池のセットを導入でき、数年後に無償譲渡されるプランもあります。

シャープは、産業用太陽光発電システムにも注力しており、高効率の太陽電池モジュールやパワーコンディショナ、蓄電池など、エコなエネルギー活用をサポートする製品を提供しています。

例えば、シャープの産業用太陽電池モジュール「NU-440KN」は、変換効率22.6%と440Wの出力を誇り、厳しい気象条件下でも高い耐久性を持っています。さらに、同社の産業用蓄電池やEV用コンバータ(V2Hシステム)は、太陽光発電とEV、蓄電池を連携させた効率的なエネルギー管理を可能にします。

また、シャープの太陽光発電システムは、停電時にも重要な機能を維持できるため、施設や地域の防災対策として活用されています。例えば、オーディエー株式会社(大阪府)では、太陽光発電と蓄電池を導入し、停電時にも冷凍庫の運転を継続でき、給食の提供が途切れることなく行われています。

また、大阪貿易学院の新校舎では、太陽光発電が非常用電力として機能し、防災拠点としての役割も果たしています。さらに、三井不動産株式会社の柏の葉スマートシティでは、太陽光発電システムを導入し、省エネや電力融通によるピークカットを実現し、街全体の防災力向上に貢献しています。